抗うつ薬は高麗人参と併用しても大丈夫?

抗うつ薬と高麗人参の併用には要注意

うつ病を改善してくれるものとして病院で処方される抗うつ薬を思い浮かべる人も多いですが、実はうつを改善してくれるのは医薬品だけではありません。多くの栄養を持つ高麗人参も、うつ病を緩和してくれる食品として知られています。
高麗人参にはジンセノサイドという成分が含まれており、自律神経のバランスを適正な状態に戻すために、交感神経や副交感神経に作用するという特徴があります。
抗うつ薬も高麗人参も、うつ病にとって良い効果を期待できるものではありますが、両方を併用するのはおすすめできません。
なぜなら、どちらにも自律神経の働きを促す作用があるため両方摂取してしまうと過剰に作用してしまう可能性があるからです。
自律神経への働きを促す力が大きく出すぎてしまうと交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。
うつ病による不眠や、動悸や緊張がおさまらないといった症状から一変して、今度は日中でも眠気を感じるようになったり、リラックスしすぎて仕事や勉強の際に頭が働かなくなったりといった状態になってしまいます。
うつ病の薬だけ摂取している場合であっても、摂取量がからだに合っていないと上記のような症状に悩むことがあるため、高麗人参を併用するのは危険といえるでしょう。

高麗人参だけの摂取ならば問題ない

しかし、「うつ病=高麗人参の摂取はNG」というわけではありません。
先述したように高麗人参自体に悪い成分が入っているわけではなく、抗うつ薬との併用によって起こる過剰反応が危険であるだけなので、抗うつ薬の代わりに高麗人参のみを摂取するのは問題ないです。
実際にうつ病改善のために高麗人参を利用している人もおり、脳の栄養になる成分もたくさん含まれています。
そのため、抗うつ薬ではなく高麗人参によってうつ病の治療をしたいのであれば、まずはかかりつけの医師に相談しましょう。

最近では医薬品ではなく、高麗人参などによる漢方を専門とした心療内科やクリニックもあります。また、漢方薬を専門に学んできた医師も存在します。
「抗うつ薬などの医薬品によるデメリット面が気になる」「高麗人参などの入った漢方でじんわりと治療したい」という希望がある方は、そのような病院に行って高麗人参の漢方を処方してもらえないか聞いてみるのもおすすめです。
もしかしたら、高麗人参以外にもおすすめの漢方薬を処方してもらえる可能性もあるため、気になる方は診察に行ってみましょう。

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