高麗人参の年数によって何が変わる?何年根が良い?

高麗人参の収穫タイミングはいくつかある

高麗人参の収穫タイミングは主に3つあり、4年目、5年目、6年目です。4年目に収穫したものを4年根、5年目に収穫したものを5年根、6年目に収穫したものを6年根とよびます。

たまに1~2年で収穫する場合もありますが、基本的に高麗人参は4年目以降から栄養が豊富になってくるため、少なくとも4年間は土の中で育てることがほとんどです。

年数によって何が変わるの?

高麗人参は、育てた年数によって栄養の量やコスト、活用方法が異なってきます。それぞれの相違点を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

成分含有量が異なる

高麗人参は育てた年数によって成分の量が異なります。4年根の場合、糖質が多く、サポニンは比較的少ないという特徴があり、年数が増すにつれて、糖質が減少し、代わりにサポニンの量が増える傾向にあるのです。
特に、高麗人参に含まれているサポニンは特殊で、ジンセノサイドという高麗人参特有のサポニンが豊富に含まれています。ジンセノサイドには、動脈硬化など血の巡りに関するトラブルを改善する効果があるため、老化や冷え性、貧血などで悩んでいる人におすすめで注目度の高い成分です。

手間やコストが異なる

年数が増えれば増えるほど、当然労力がかかります。そのため、年数がかさむとともに、販売価格も高額になるという特徴があります。
特に6年根の高麗人参は、原産国である韓国でも貴重なものとして認識されており、6年根の高麗人参を生で買う場合は1万円以上します。
一方、4年根や5年根については、手間はかかっているものの6年根よりは労力がかからず、市場にも多く出回っているため、1本3000円程度から購入できるものも存在します。

収穫後の活用方法が異なる

年数によって収穫後どのように用いられるかも変わってきます。4年根や5年根の場合は、皮を剥いて干した状態にしてから用いることが多いです。乾燥した高麗人参はサプリメントや漢方、お茶、お酒などに利用されます。

そして、6年根の場合は、皮をつけたまま一旦蒸し焼きにした上で乾燥させたものを使用します。6年根の場合も、サプリメントや漢方などに用いられることが多いですが、コストがかかっている分、質の良さや効果の強さを謳っている商品に使用される傾向にあります。

結局何年根が一番良い?

今回紹介した3種類の中で、最も栄養効果が高いのは6年根の高麗人参です。そういった意味では、6年根の高麗人参が一番良いといえるでしょう。特に、ジンセノサイドの効力を強く実感したい方には、6年根の高麗人参を使用したサプリメントや漢方がおすすめといえます。

もっと気軽に高麗人参を楽しみたいという方は、4年根や5年根の高麗人参がおすすめです。お試しとして飲むのにちょうど良い価格になっていることが多いため、4年根や5年根の高麗人参を試した上で、必要であれば6年根の高麗人参を使った商品に切り替えるという方法も良いでしょう。

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