高麗人参の成分抽出方法の種類とその違い

高麗人参の成分抽出とは

高麗人参は漢方やサプリメントなど、さまざまな方法で飲用されています。その中でもサプリメントのような加工商品を製造するのに欠かせない作業が成分抽出です。
サプリメントなどを作る時には、水やアルコールを使って、高麗人参に含まれている成分を取り出す作業を行う必要があります。
抽出方法については複数の方法があり、抽出方法によって、引き出せる成分の種類が異なります。
そこで今回は、高麗人参の抽出方法の種類とその違いについて紹介します。

高麗人参の成分抽出方法と違いについて

高麗人参の抽出方法は、主に2パターンあり、水抽出とアルコール抽出があります。
この2つの方法の大きな相違点は、「抽出時に使う液体の種類」と「抽出できる成分」です。具体的にどのような液体を使用し、どのような成分を抽出できるのか、以下の項目でそれぞれ紹介していきます。

水抽出について

水抽出とは、高麗人参を水に浸して抽出する方法です。使用するのは水のみで、それ以外の液体は使用しません。
水抽出のメリットは、高麗人参の成分を最大限に抽出できるという点です。
高麗人参の代表的な成分であるサポニンはもちろん、ビタミン類や糖類などの成分も十分に引き出すことができます。そのため、栄養豊富さを謳っているサプリメントの中には、水抽出を用いている商品が多くあります。

ただし、水抽出にはデメリットもあります。
水抽出は抽出作業に長時間かける必要があります。そのため、手間や労力がかかります。
また、水抽出した高麗人参の成分は、保存がきかないという特性も持っています。

アルコール抽出について

アルコール抽出は、アルコールの一種であるエタノールを使って、抽出する方法のことを指します。
約45~55%程度の濃度を持つエタノールを用意し、その中に高麗人参を浸して抽出作業を行います。45~55%程度の濃度を持つエタノールは、水抽出と同じ抽出率になるといわれています。

エタノールの濃度が低くなればなるほど、成分が水抽出の抽出液に近くなるため、いかに低い濃度で抽出できるかが、大きなポイントにもなっているのです。

また、アルコール抽出におけるメリットとして、抽出作業を素早く行える点が挙げられます。水抽出のように時間をたくさんかけなくても良いため、大量生産する時には向いている方法といえます。

その一方で、アルコール抽出にもデメリットはあります。
アルコール抽出の場合、アミノ酸や糖類など成分は抽出できません。そのため、高麗人参の成分を余すところなく摂取したい人にはおすすめできない抽出方法といえます。

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