高麗人参に含まれる成分~ゲルマニウム編~

ゲルマニウムとは

ゲルマニウムは高麗人参やアロエ、ニンニク、クコの実などに微量ながら含まれている成分です。
高麗人参の場合は他の野菜と違い、4年~6年もの期間をかけて栽培する方法が一般的ですが、年数をかければかけるほど、ゲルマニウムの含有量も増えるといわれています。

ゲルマニウムを摂取することによって疲労回復や免疫力の向上に繋がるといわれており、1970年代にはゲルマニウムブームが起こったこともありました。当時は、ゲルマニウムに関する研究が進んでいなかったこともあり、大量摂取による健康被害が出てしまうなどの影響もありました。しかし、現在ではゲルマニウムについても詳しい研究がされており、高麗人参などの食べ物に含まれるゲルマニウムの摂取に関しては害がないことが分かっています。

有機ゲルマニウムと無機ゲルマニウムの違い

ゲルマニウムには、有機ゲルマニウムと無機ゲルマニウムの二種類があります。有機ゲルマニウムとは、食べ物などに含まれているゲルマニウムのことで、土に含まれている無機ゲルマニウムを植物が吸収し有機化したゲルマニウムのことを指します。有機ゲルマニウムを摂取しても特に害はありません。
一方、無機ゲルマニウムは鉱物などに含まれています。この無機ゲルマニウムは摂取してしまうと腎不全や神経障害などを引き起こす危険性があり、しかも体外へ排出されずに蓄積されるという特徴を持っているのです。
ゲルマニウムブームの時に出た健康被害は、この無機ゲルマニウムを摂取したことによって起こった被害でした。

有機ゲルマニウムの効果

高麗人参に含まれている有機ゲルマニウムの量は高麗人参の栽培年数や商品によっても変わってくるため、正確な含有量や効果の大きさを断言することはできません。
しかし、有機ゲルマニウムの効能である、免疫力向上や疲労回復などは、高麗人参の中に含まれているジンセノサイドやビタミンなどの成分にもあることが分かっています。
そのため、他の成分とも良い相乗効果を生み出して作用するのではないかと考えられています。
以下の項目で、具体的にどのような作用があるのか詳細を紹介します。

免疫力の向上

外部から入ってきた細菌などをやっつける働きを持っているのが免疫細胞とよばれる細胞です。この免疫細胞を活性化させる働きを持つのがインターフェロンとよばれる成分なのですが、ゲルマニウムを摂取することによって、このインターフェロンを増加させることができます。
そのため、ゲルマニウムの摂取は間接的ではあるものの、免疫力の向上に貢献しているといえます。

疲労回復効果

ゲルマニウムには、血中の酵素を一度に多く運ぶよう促す働きがあり、新陳代謝が高まる、老廃物が体外へ排出されやすくなるなどの効果を期待することができます。

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