高麗人参を使った料理～はちみつ漬け編～

高麗人参とはちみつの相性

高麗人参は通常単体で食べることは少なく、何かの料理や飲み物に混ぜたり、煎じて飲んだり、健康食品に加工したりすることが一般的です。
さまざまな食品や飲み物と相性のよい高麗人参ですが、その中でもはちみつは特に相性がよいといわれています。

高麗人参とはちみつを合わせると高麗人参特有の苦味や匂いが緩和されるため、それらが苦手な方でも気にせず摂取できるのです。

また、高麗人参やはちみつは数多くの健康効果を持っており、一緒に摂取することによってさまざまな恩恵を受けることが可能です。
例えば、高麗人参やはちみつにはダイエットに有効です。
はちみつは少しの量で十分に甘味を感じることができるため、砂糖よりも使用量が少なくて済みます。要するに、低カロリーということです。
一方、高麗人参には脂肪の燃焼を促す作用を持っている成分が含まれているため、余分な脂肪を落とす際に効果的です。
そのため、ダイエット中の人がこのふたつを一緒に摂取すると、相乗効果を期待することができます。

他にも、はちみつには喉の痛み解消、美容効果、便秘解消、胃の不調の改善といった効果があります。
そして、高麗人参には血液促進、生活習慣病の予防、ストレス緩和といった効果に加え、はちみつと同じく美容効果や胃の不調改善、便秘解消の効果も持っています。

高麗人参のはちみつ漬けを作るには

高麗人参のはちみつ漬けは、自宅でも作ることが可能です。
まず、生の高麗人参を薄切りにして、数日の間天日干しして乾燥させます。
高麗人参の乾燥が完了したらはちみつを瓶の中に注ぎ、乾燥させた高麗人参を入れて、しっかりと蓋をします。
その後1週間程度、冷蔵庫の中で保管をしたら完成です。

もし、生の高麗人参ではなく、市販の乾燥させたタイプの高麗人参を使用した場合は、高麗人参の成分がはちみつに浸透するまで時間がかかるため、3か月程度置くことをおすすめします。

高麗人参のはちみつ漬けはどのように食べるのがよい？

高麗人参のはちみつ漬けは、さまざまな活用方法があります。
温かいお茶に入れて飲んだり、お酒に混ぜたり、ヨーグルトに混ぜたりすると美味しく食べられます。
また、はちみつに漬けていた高麗人参をミキサーなどで細かくすり潰せば、ジュースやスムージーなどと一緒に摂取することもできるため、おすすめです。

他にも、パンやホットケーキに塗ったり、製菓材料として使ったりといった、普通のはちみつと同じように活用することもできるため、気になる方はぜひ試してみてください。