高麗人参の効果が実感できない時の対処法

高麗人参の効果が実感できない時に考えられる原因と対処法

もし、高麗人参を摂取しているにも関わらず、体質や体調の改善が見られない場合はいくつかの原因が考えられます。
効果を実感できないようであれば、まずは以下の原因を疑ってみましょう。
ただし、素人の判断だけでは分からないこともあるため、具体的な対処法を実行する前にできれば医師や薬剤師の意見も聞いた上で、アクションを起こすことをおすすめします。

高麗人参の摂取量が少ない

まず、最初に考えられるのは高麗人参の摂取量が少ないという原因です。
特に、様子をみるために最初は少ない量で摂取しはじめた場合、摂取量の関係で十分な効果を得られていない可能性があります。
その場合は摂取量を少しずつでよいので増やしてみましょう。
ただし、一気に摂取量を増やしたり、パッケージに記載されている推奨摂取量以上に摂取したりするのはおすすめできません。
一度に過剰摂取してしまうと体調を崩す原因にもなるため、あくまでも「少量ずつ」が大きなポイントです。

摂取している高麗人参の質が低い

摂取している高麗人参の質が低い場合、高麗人参に含まれている有効成分の量が少ないせいで効果が得られていない可能性もあります。
高麗人参はサプリメントよりも、生の状態の高麗人参や「紅参」という状態に加工したものの方が、より多くの有効成分があるという特徴を持っています。
長い期間をかけた高麗人参ほど、有効成分であるジンセノサイドの量が増えていき、6年間土の中で育てた高麗人参が最も多く栄養を含んでいます。
しかし、6年間ジンセノサイドを土の中で栽培し続けるのは、コストが多くかかります。また、非常にデリケートであるため、手間暇かけて育てなくてはいけません。
そこで、コスト削減のために、もう少し楽に栽培できる3～4年育てた高麗人参もたくさん流通しています。
このような高麗人参は、ジンセノサイドの量が半分程度に減る代わりに、比較的安い価格で購入できるという特徴があります。また、サプリメントなどの加工品に使用されているのは3～4年育てた高麗人参であることが多いです。
ただし、質は低いため商品にもよりますがジンセノサイドの量にあまり期待しすぎない方がよいこともあります。
3～4年育てた高麗人参を使用した商品を飲用している場合、金銭的余裕があるのなら6年間育てた高麗人参の商品に変えてみるのもひとつの手段です。

高麗人参を摂取してからまだ時間があまり経ってない

高麗人参のような漢方の生薬として活用されることがあるものは「効果を感じるまでに時間がかかる」という特徴があります。
そのため、高麗人参を摂取し始めてからまだあまり期間が経っていない場合、摂取し続けることによって後々効果を感じる可能性も考えられます。
最初の1～2ヶ月程度は効果を感じられないという人が多いため、効果が出てくるまで諦めずに摂取することも検討してみましょう。