高麗人参を摂取する時間帯について

基本的に決まった時間帯はない

医薬品は「1日○回食後に飲む」といった細かい指定がされていることがほとんどです。
しかし、高麗人参は健康食品にあたるので「この時間帯に飲まないといけない」といった細かい縛りはありません。
1日の摂取量や「こんな時に飲むとよい」というおすすめの時間帯は書かれているため、それを参考にしながら自分のライフスタイルに合わせて飲むのが一番好ましいです。
ただし、病院で高麗人参入りの漢方薬などをもらった際は例外です。そのような場合は、飲む時間帯もきちんと指定されているため、それを守って服用しましょう。

目的や状況によってベストな時間帯は変わる

処方箋として出してもらった高麗人参ではなく、健康目的や美容目的で自主的にはじめる場合、いつ飲むかについては目的や状況によって異なってきます。
具体的にどのような時にどのようなタイミングで飲めばよいか、以下の項目にまとめたので参考にしてみてください。

朝に飲むとベストな場合

「学校や会社での集中力を高めたい」「疲れ気味なのでパワーを補給したい」といった理由で高麗人参を摂取するのであれば、朝の時間帯に飲むことをおすすめします。
高麗人参は、集中力や緊張状態を司っている交感神経という神経にはたらく作用があります。1日のはじまりに交感神経を活性化させれば、からだにパワーがみなぎり脳も冴えわたります。

夜に飲むとベストな場合

反対に「夜眠る時の寝つきをよくしたい」「ストレスが溜まっている」などといった目的がある場合は、夜に飲むのがベストです。
高麗人参は交感神経に作用すると先述しましたが、実は副交感神経にもバランス良く作用します。
そのため、副交感神経が活発になる夜の時間帯に高麗人参を飲めばリラックス効果を得ることができるので、1日の疲れをゆっくり癒すことができます。

食前・食後に飲むのもおすすめ

他にも、おすすめの時間帯として「空腹時」があります。
空腹を覚えている時、胃は多くの栄養を得ようとするため、食べ物から得る栄養の吸収性が上がります。
そのため、より多くの栄養分を得たい場合などは、食前に高麗人参を摂取するとよいでしょう。
ただし、高麗人参を飲み始めたばかりの頃は一度に多くの栄養を摂取しすぎてしまうと、からだがびっくりしてしまい副作用を起こす場合があります。
そのため、慣れないうちは食後に高麗人参を摂取するのがおすすめです。また、うっかり食前に飲み忘れてしまったという場合も、食後に飲んでも問題ありません。
医薬品の場合は飲み忘れると、次の摂取時間まで待つこともあります。しかし、高麗人参にはそのような制限がなく、決められた摂取量の範囲であれば自由に飲むことができるというのが大きなメリットです。

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