肝臓病治療薬は高麗人参と併用しても大丈夫?

高麗人参と肝臓病治療薬の併用は避けるのが賢明

肝臓病治療のために病院から薬をもらっている場合、高麗人参との併用は避けましょう。
なぜなら、高麗人参が肝臓病治療薬の働きを邪魔して、効果を薄めてしまう可能性があるからです。
また、病状の進行具合にもよりますが、肝臓病にかかっていると肝機能が低下していきます。そのため、高麗人参に限らず数多くの医薬品や漢方薬をあれもこれも摂取してしまうと、肝臓にとって負担となることがあります。
医薬品であっても漢方薬であっても、はたまた食品であっても、体内に取り込んだものは全て一旦肝臓に送られ、そこで成分を分解します。
しかし、肝機能が弱っている状況でいろいろな成分が入った薬をたくさん飲むと肝臓での分解が追いつかないため、結果的に肝臓に良くない影響を与えてしまう可能性はゼロではありません。

肝臓病になった場合は薬の飲み合わせや摂取してはいけない食品について、医師にちゃんと聞いておきましょう。
肝臓病になる前からずっと高麗人参を摂取してきたという方の場合は、今後高麗人参を摂取すべきか、それともこれを機に中断すべきかについて、相談しておくことも重要です。

症状によっては高麗人参との併用も可

しかし、全ての肝臓病患者が高麗人参の摂取を避けた方が良いのかというと、そうではありません。先ほど説明したように、肝機能の低下や進行具合は人によって異なるため、併用しても大きな負担とならない場合もあります。
また、高麗人参には肝機能をサポートする成分である「ジンセノサイド」が含まれていることで有名です。そのため、肝機能が弱っている時に高麗人参を飲むことによって、成分の分解をスムーズにすることが分かっています。
実際、肝臓病の予防として高麗人参を摂取している人もいるくらいなので、良い効果を与えてくれることもあるということを覚えておきましょう。

一口に肝臓病といっても慢性肝炎や急性肝炎、脂肪肝、肝がんなど、さまざまな種類の病気が存在します。
そして、病気によって処方される薬の種類も当然異なってくるため、飲み合わせ的に問題ない場合もあります。そのため、「肝臓病になったから高麗人参の摂取を諦めなくてはいけない」というわけではありません。

ただし、素人の判断で高麗人参を摂取しても大丈夫かどうか決めるのは危険です。勝手に判断して摂取したことによって、さらに肝臓の状態を悪化させてからでは遅いため、どんな病気であってもまずは医師の意見を仰ぎましょう。

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