高麗人参に含まれる成分~マグネシウム編~

マグネシウムとは

マグネシウムはミネラルの一種で、歯や骨などを作る際に必要不可欠な栄養のひとつです。高麗人参にはこのマグネシウムが含まれており、高麗人参の中のジンセノサイドやビタミンCなどと相乗効果を発揮して、健康に良い効果をもたらすのではと考えられています。

マグネシウムは栄養の中でも不足しがちな成分といわれています。カルシウムなどは骨や歯のために意識して摂取する傾向が強いですが、マグネシウムは栄養としてもあまり注目されることが少ないです。ミネラルは水の中などに含まれていますが、飲料水の多くはミネラルの含有量が少ない軟水のため、マグネシウム不足になりやすいのです。
また、マグネシウムは人の体内で作り出すことができないため、食事や飲み物から摂取する必要があります。

マグネシウム不足を防ぐためには日頃から意識して摂取しなくてはいけません。マグネシウムの成分に特化したサプリメントなどでも補うことはできますが、どうせ摂取するのであれば、マグネシウム以外にもさまざまな健康効果を与えてくれる成分が詰まった高麗人参をセレクトするのがおすすめです。

マグネシウムの効果

マグネシウムは体内のあらゆる場所で活躍する成分です。骨の形成、酵素のサポート、高血圧予防など、健康的な生活を送るためには欠かせません。

骨の形成

骨の形成というとカルシウムを思い浮かべる方も多いですが、実は体内に取り込んだマグネシウムのうち約5~6割ほどは骨に蓄えられます。そして、血液中に含まれるマグネシウムなどが少なくなった時に、蓄えておいたマグネシウムを骨から溶かして使う仕組みになっているのです。
そのため、マグネシウム不足が続くと、骨からマグネシウムをどんどん溶かして使うことになり、結果的に骨が弱くなってしまう可能性があります。

酵素のサポート効果

人間の体内には酵素とよばれる物質があり、酵素の働きによってエネルギー源が作り出されたり、老廃物の排出がされたりしています。
人体には約300種類以上もの酵素があり、それぞれさまざまな役割があるのですが、その数多くの酵素のサポートをするのがマグネシウムの役目でもあります。

高血圧・動脈硬化の予防

過去に行われた実験結果で、マグネシウムを多く摂取している人は血圧が上がりにくいという結果が出ており、マグネシウムは高血圧予防にも役立つといわれています。マグネシウムは血管を緩ませる効果があり、高血圧だけでなく動脈硬化にも効果があると考えられているのです。

また、高麗人参にはジンセノサイドとよばれる血流促進をさせる成分が含まれており、ジンセノサイドにも高血圧や動脈硬化予防効果があります。そのため、ジンセノサイドとマグネシウムの両方のパワーで、高血圧や動脈硬化を予防・改善できると期待されています。

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