高麗人参の残留農薬について

残留農薬とは

残留農薬とは、食品などに残っている農薬のことです。
野菜の栽培に使用した農薬を完全に落とすことができないと、そのまま食べ物に残ってしまうことがあります。
しかし、このようなケースが頻?に起きてしまっては消費者のからだに害を与えてしまうため、国の決まりで残留農薬の基準値を設けています。高麗人参の場合は、「0.01ppm以下」が基準値です。
残留農薬が大量についた食品を口にしてしまったとしても、からだへの悪影響がすぐに表れるというわけではありません。
しかし、残留農薬のついた食品を食べ続け、体内に農薬の成分が溜まっていくと、皮膚のかゆみや吐き気、発熱、目が充血するなどの症状が見られることがあります。
このような症状を出さないためにも、残留農薬のない食品を食べることは非常に重要なことです。

オーガニック農法を用いる高麗人参も多い

残留農薬の話などを聞くと、高麗人参には農薬がどのくらい使用されているのか心配になってしまいがちですが、高麗人参の栽培においてオーガニック農法を採用している農家は一定数います。
高麗人参はとても繊細な植物です。育てるにあたって、化学肥料や農薬などをふんだんに使用してしまうと根腐れを起こす危険性が高いです。そのため、ただ単に「からだにやさしいものを栽培する」という目的だけでなく、「栽培を成功させるため」という目的でオーガニック農法を用いている農家はたくさんいます。
もし、残留農薬が心配であるのなら、有機JAS認定を受けている高麗人参を選ぶことをおすすめします。
有機JAS認定を受けるには、収穫前から遡って「3年以上農薬を使用しない」や「3年以上化学肥料を使用しない」といった厳密な基準をクリアしなければいけません。また、収穫後に残留農薬の検査も行っているため、安心して摂取することができます。

でも商品によっては農薬が検出されることもある

ただし、全ての高麗人参農家がオーガニック農法を用いているわけではありません。なかには、効率を上げるために化学肥料や農薬などを利用してうまく栽培している農家もいます。
しかも、基準値をオーバーしている高麗人参が出回ってしまっている可能性はゼロではありません。
過去に国民生活センターが行ったテストでは、0.01ppmの基準値をオーバーしている高麗人参の製品が発見されたことがあり問題になったため、「高麗人参の商品の全てが安全」とはいえなくなってしまいました。
そのため、広告などに書かれている情報を鵜?みにしないことが大切です。
本当に安全な高麗人参を使用している製品には「有機JAS認定」などの文言があるので、そういった商品の利用をおすすめします。

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公式サイト

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