高麗人参を保存する際のポイント
高麗人参のタイプによって保存方法は変わる
せっかく高麗人参を購入したのであれば、できるだけ長持ちさせたいと考えるものです。
保存方法を誤ってしまうと、短い期間で傷んでしまう可能性があるため、高麗人参の保存には気を使いましょう。
しかし、高麗人参といっても商品によってさまざまなタイプが存在し、それぞれ適切な保存方法が異なります。
そこで今回は、タイプ別におすすめの保存方法を紹介します。
サプリメントタイプの保存方法
サプリメントタイプの高麗人参を購入した場合、基本的にパッケージに記載されている保存方法に従って保存しましょう。
商品によって消費期限も異なるため、いつまで保存できるのか最初にチェックしておくことも重要です。
また、高麗人参に限らず多くのサプリメントに共通しますが、高温な場所や湿気の多い場所は、サプリメントを早く傷ませる原因になるため、そのような場所は避けましょう。
直射日光にも弱いため、比較的涼しい場所にある戸棚の中などに閉まっておくのがよいでしょう。
生タイプの保存方法
生タイプの高麗人参とは、収穫して水洗いしただけの高麗人参のことを指します。
生タイプの高麗人参の保存期間は非常に短く、水気を切ってビニール袋などに密封したとしても10日程度しか持ちません。
サムゲタンやスムージー、天ぷらなどの料理や飲み物にする場合は、できるだけ早く調理して食べてしまいましょう。
また、乾燥させると長期間保存することができます。高麗人参をこまかく切って、3~5日ほど太陽の下でパリパリの状態に乾燥させます。乾燥させた後は密閉できる容器に高麗人参を入れておき、冷蔵庫で保管しましょう。
他にも、お酒に高麗人参をつけて高麗人参酒を作ったり蜂蜜漬けにしたり、加工品にすることで、長持ちさせる方法もあります。
乾燥させたタイプの保存方法
白参や紅参の状態に加工されている高麗人参は、生タイプよりも長く保存することができます。
白参とは収穫して水洗いした高麗人参の皮をむいて干したもので、紅参とは皮をむかないまま乾燥させて蒸したもののことを指します。
白参の場合は、密閉された容器にいれて冷蔵庫保存すれば1年程度は保存でき、さらに真空パックに入っている商品であれば3年程度持たせることが可能です。
また、紅参の場合はさらに長期間持たせることができ、10年以上もの間保存することができます。
ただし、サプリメントの保存方法と同じく、高温多湿や直射日光の当たる場所は避けて保存しましょう。