高麗人参と体質・体調改善~血行促進編~

なぜ血行促進が重要なのか

血行促進とは血流を良くするために働きかけることです。
血液はからだを温める役目や全身に栄養を運ぶ役目など、重要な役割をいくつも担っています。なので、血液の流れが悪くなってしまうと、からだの隅々に栄養が届きにくくなったり、からだの冷えに繋がったりします。

血流が悪くなる主な原因は食生活の乱れです。
脂肪分を摂りすぎてしまうと、血液中に余計な脂質が流れるようになり、その脂質が血管の壁に張りついて流れを悪くします。
それが進行すると血管が詰まる原因になり、動脈硬化や高血圧などといった症状を招く危険性があります。
このような事態を避けるためにも、血行促進を行うことはとても重要です。

血行促進を行うことによって、病気の症状改善に繋がるだけでなく、代謝がアップして太りにくいからだを作ったり、栄養が肌や髪に行き届くようになるおかげで美容効果に繋がったりといったメリットを得ることができます。
そのため、ダイエット効果や美容効果を目的として血流促進を行う人もいるほどです。

高麗人参と血行促進

高麗人参はあらゆる健康効果を持っていることで知られていますが、なかでも注目を多く集めているのが血流促進効果です。
高麗人参にしか含まれていないジンセノサイドという特別な成分には血流を促進する効果があります。ジンセノサイドは血液内にある余分な脂質を分解して、ドロドロとした流れが悪い血液からサラサラでスムーズな血流へ改善してくれるのが特徴です。

さらに、高麗人参にはアルギニンというアミノ酸の一種である成分が入っています。アルギニンにも血流促進効果があるため、ジンセノサイドの効果と相乗して血流に良い効果を与えます。

他にも、高麗人参には血液を構成する成分を増やす働きも持っており、サラサラの血液内に赤血球や白血球などを増やして、健康的な血流を作り上げてくれる効果があります。

ジンセノサイドの中で血流促進効果がある成分

ジンセノサイドといってもその中にはあらゆる種類の成分が存在します。例えば、神経細胞に働きかけるジンセノサイドRcやストレス緩和作用を持つPPTなどです。
血行に関するジンセノサイドの成分は、ジンセノサイドRg1やジンセノサイドRb1、ジンセノサイドRb2、ジンセノサイドReなどが挙げられます。

ジンセノサイドRg1にはサラサラな血液を作る効果、ジンセノサイドRb1には血管を膨張させる効果、ジンセノサイドRb2には血液中の脂質が溜まるのを防ぐ効果があります。
また、ジンセノサイドReは新しい血液を作るサポートをしてくれるため、貧血などに陥りやすい方にもおすすめの成分です。

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