高麗人参のジンセノイド含有率は製品によって違う

製品によってジンセノサイドの量は異なる

高麗人参にはさまざまな製品があります。
漢方として売られている物もあれば、サプリメントやドリンクなどに加工して売られているものもあり、製品によってジンセノサイドの量は大きく異なってきます。
また、1日のうちに摂取して良い分量も製品によって異るため、同じ高麗人参が原料だったとしても、摂取量が同じとは限りません。
高麗人参だったらどれでも一緒というわけではないため、自分が利用している(もしくは、これから利用しようと思っている)高麗人参にはどのくらいのジンセノサイドが含まれていて、一日のうちにどのくらいの量を摂取するべきなのか、ある程度把握しておきましょう。

加工方法や年数によってもジンセノサイドの量は変わる

ちなみに、高麗人参の加工方法や栽培年数によっても、ジンセノサイドの含有量は変わってきます。
例えば、高麗人参を収穫した後に「紅参」という加工品に作り替えた場合、加工の過程でジンセノサイドの含有量が増え、より栄養価の高い食材になることが分かっています。
また、1~2年間土の中で育て続けた高麗人参と、6年間土の中で育て続けた高麗人参とでは、ジンセノサイドの含有量が3~4倍も違ってきます。
そのため、ジンセノサイドの含有率がより高い製品を選びたいのであれば、高麗人参の加工方法や栽培年数なども気にしましょう。

含有率とは

含有率とは、その製品に含まれている成分全ての合計数を100%とした場合、各成分がそれぞれどのくらいの割合で含まれているのかを表したもののことです。
高麗人参の商品にも、どの成分がどのくらい入っているのかについては必ず記載がされていますが、含有率については記載がない商品もあるため、もし含有率を知りたいのであれば自分で計算する必要があります。

ジンセノサイドの含有率を計算して把握しておく

それでは、具体的にどのような計算方法で含有率を割り出すか、紹介します。
まずはパッケージなどを確認して、1粒分の重さと、1粒分に含まれるジンセノサイドの量を確認しましょう。粒状の製品ではない場合、1回分の摂取量の重さとジンセノサイドの量を確認しても構いません。
ジンセノサイドの量については記載が義務付けられているため、必ずどこかに記載があるはずです。
あとは電卓などを使って「1粒分に含まれるジンセノサイドの量÷1粒分の重さ×100」をすれば、その答えが1粒分あたりのジンセノサイドの含有率になります。
ただし、製品によっては「ジンセノサイド」や「サポニン」などといった書き方ではなく「高麗人参抽出エキス」などといった書き方をしている場合があります。
このような場合は、100%純粋なジンセノサイドではない可能性があるため、正確なジンセノサイドの含有率を測るのは難しいでしょう。
もしどうしても気になる場合は、製造元などに問い合わせればより正確な情報が入る可能性があります。

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