高麗人参は6年根が一番おすすめなの?

ジンセノサイドの量が最も多いのは6年根

高麗人参について調べると「6年根が一番良い」といった意見がいくつか見られます。
確かに、高麗人参の中で最もジンセノサイドの量が多いのは6年根であるため、そういった面に関しては「6年根が一番栄養的に優れている」といえます。
ジンセノサイドとは、高麗人参にしか含まれていない特別な成分で、血液の流れを良くしたり、生活習慣病を改善・予防したりといった効果があることで知られている成分です。
また、6年根の場合、収穫後に「紅参」という加工品にしてから販売されることも多いです。
紅参にすることによってジンセノサイドの他に、がん治療に役立つ成分も含まれるようになるため、より効果の高いものを求めるのであれば六年根から作られた紅参が最も良いといえます。

サプリメントなどでよく使用されているのは4年根

一方、4年根や3年根などの高麗人参は、紅参などに使用されることは基本的にありません。
6年に満たない高麗人参は、サプリメントやドリンクなどの材料として使用されます。
6年根と比較をすると、4年根や3年根などの方がコストや期間をかけずに栽培することができるため、実は一番多く出回っています。
サプリメントやドリンクなどとして摂取する場合、ジンセノサイドの効果は6年根と比較すると落ち着いてしまいます。
しかし、代わりにジンセノサイド以外の成分がサプリメントやドリンクの中に含まれていることもあるため、目的によっては4年根や3年根などを使用した製品の方が合っている場合があります。

6年根以上のものはジンセノサイドの量が減る

ちなみに、栽培期間が長ければ長いほどジンセノサイドの量が増えていくというわけではありません。
高麗人参に含まれるジンセノサイドの量がピークを迎えるのは6年目であって、7年目以降に突入するとジンセノサイドの量は増えていくどころか、反対に減っていきます。
そもそも、高麗人参は7年目に突入してしまうと害虫がつきやすくなったり、病気にかかりやすくなったりする状態になっていくため、6年目で収穫する農家がほとんどです。

人によっておすすめの高麗人参は異なる

単純にジンセノサイドの量だけにこだわるのであれば、6年根を選ぶことをおすすめします。
しかし、ジンセノサイドにそこまでこだわりがなく、高麗人参以外の成分も摂取したいという場合は、4年根や3年根を利用したサプリメントなどの利用が良いです。
また、コスト面も変わってくるので、お試し感覚で高麗人参を摂取してみたいという人は、比較的価格が安いサプリメントなどが適している場合もあります。
人によって目的や希望などは大きく異なるため、「6年根が一番良い」という情報だけにとらわれず、本当に自分に合った製品を選ぶことが好ましいです。

Copy Copy active/selected item(s)

公式サイト

  • 高麗美人
  • 高麗のめぐみ
  • 美健知箋ポリフェノール・生姜・高麗人参
  • 紅蔘の強健力
  • エディタルEX
  • 七宝人参
Book Icon of a book opened flat with two pages visible from above

その他の情報