高麗人参と体質・体調改善~ストレス解消編~

ストレスと自律神経

現代は「ストレス社会」といわれているように、毎日の中で精神的なストレスを受ける機会が多くなってきています。
中には、ストレスを抱え込み過ぎたせいでうつ病などを発症してしまったり、体調に悪影響を及ぼしたりするため、心身の状態が悪化する前にストレス解消をすることが大切です。

ストレスを解消するには、まず自律神経のバランスについて知っておく必要があります。
自律神経とは、血管や内臓などのあらゆる器官における働きを司っている神経のことです。心臓を動かすことや飲食をした際に胃腸を動かすことは意識的に行う必要がなく、からだが勝手にやってくれます。このように、無意識のうちに動いてくれるのは、全て自律神経の働きによるものです。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の二種類の神経から成り立っており、健康な人の場合はこの二つの神経がバランスよく働いています。
しかし大きなストレスがかかると、緊張や興奮状態を司る交感神経ばかりが動くようになってしまいます。交感神経ばかりが活発になると、体内ではコルチゾールとよばれるホルモンが分泌されます。コルチゾールが分泌されると副腎にダメージを与えて、心身のあらゆる部分に不調を起こさせます。
ストレスをかかえたせいで、不眠症や集中力の低下、イライラ感、動悸、息苦しさ、めまい、微熱などの症状が出るのはコルチゾールの影響です。
このように、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて片方の神経ばかりが活発になっている状態のことを、自律神経の乱れといいます。

ストレスがない生活環境にいることが、コルチゾールを過剰分泌させない一番の方法です。しかし、なかなかそのような環境に身を置けない人もいます。そのような場合は「自律神経のバランスを保ち続ける対策」ということが、ストレス解消に繋がる解決策になります。

自律神経を整える高麗人参の効果

自律神経のバランスを保ちたい場合に役立つのが高麗人参です。
高麗人参に含まれているPPTという成分は、コルチゾールの合成を抑えて、ストレスを緩和する作用を持っていることが分かっています。
また、高麗人参にはジンセノサイドとよばれる成分が含まれています。ジンセノサイドにはいくつもの種類がありますが、大きく分けて「トリオール系」と「ジオール系」に分類することができます。トリオール系の成分は交感神経に働きかける作用があり、ジオール系の成分は副交感神経に働きかける作用があるため、それぞれの作用が適切に作用することによって、自律神経のバランスを整えてくれます。
そのため、高麗人参の摂取は、ストレスを受けても心身に悪影響が出にくい丈夫なからだ作りに役立つといえます。

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