高麗人参と病気の予防・改善~結核編~

結核とは

結核とは、結核菌が肺に入ることによって起こる病気です。
結核菌が肺に入ると、免疫細胞によって一旦抑え込まれます。しかし、抑え込むだけであって、結核菌はそのまま体内にとどまった状態になるため、免疫力が低下した際に結核菌が再活動することがあります。
菌が肺に入ってから数年経ったのちに再活動することも多く、なかには感染から10年以上経って発症する人もいます。
結核菌が入った際に、免疫力が低下していると抑え込む力がないため、すぐに発症することもあります。

結核の初期症状は、風邪とよく似ており、咳や微熱、倦怠感などが続きます。風邪の場合は、しばらくすれば症状が治まりますが、結核の場合は結核菌が体内にいる限りずっと治りません。そのため、風邪だと思って病院へ行ったら、結核にかかっていたというケースが多いです。
はじめのうちは、風邪の症状と変わりはありませんが、重症化すると呼吸器に障害が出てしまい、放置しておくと最終的に呼吸困難を引き起こすため、早めの治療が大切です。

結核菌が体内に入る原因としてダントツに多いのが空気感染です。結核の症状が出ている人が咳をすると、咳と一緒に出てきた結核菌が空気中を漂いはじめます。そして、結核菌のいる空気を吸い込むことによって、感染してしまいます。
菌が肺に届く前に、口や喉の中で消えてしまえば感染することはありません。しかし、肺まで到達してしまうと体内に菌が潜伏した状態になります。

高麗人参と結核

結核は、BCGとよばれる予防接種を受けたり、結核菌が潜伏している人に有効な治療薬を飲んだりすることによって予防することができます。
心配な場合は、結核菌に感染しているかどうか診断できるツベルクリン反応検査や、血液検査を行うことが可能です。咳が長引くようであれば、念のため病院で診てもらうことをおすすめします。早期発見にも繋がるため、治療もスムーズに行うことができます。

また、万が一結核の菌に感染したとしても、高い免疫力を保つのであれば、上記で挙げたような症状は出ません。そこで、カギとなってくるのが高い免疫力を保つ方法です。
睡眠時間が短かったり、からだに必要な栄養を十分に摂取できていなかったりすると、免疫力は低下していきます。生活が乱れている場合は、まず生活習慣を見直しましょう。

また、生活リズムや習慣を変えるのがどうしても難しい場合や、免疫力をさらに強化したい場合は、高麗人参の摂取もおすすめです。
高麗人参には、血の巡りを良くする効果があります。血の巡りが改善することによって、食べ物から得た栄養を隅々まで届けることができます。
また、代謝を上げて免疫力向上を促したり、副交感神経を刺激して入眠しやすい状態を作ったりといった作用も持っているため、結核菌に対抗するための力を補うことが可能です。

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