高麗人参と病気の予防・改善~子宮筋腫編~

高麗人参とは?

高麗人参は、中国や韓国が原産国の植物で、古くから漢方薬の材料として使用されていました。
子宮筋腫を含め、さまざまな病気を緩和する効果があることが分かっており、その効能の高さから注目が集まっている食材です。

子宮筋腫の予防や改善に有効な高麗人参

子宮筋腫は、未だに発症の原因が詳しく解明されていません。しかし、高麗人参に含まれているジンセノサイドという成分によって子宮筋腫の症状を緩和したり、予防できたりすることは分かっています。
具体的にジンセノサイドが子宮筋腫に対して、どのように作用するのか以下の項目で紹介します。

ストレスに作用してくれる

子宮筋腫の発症は、自律神経の働きが大きく影響しているのではないかといわれています。
特に、精神的なストレスは自律神経のバランスを崩す大きな原因となることが多いため、子宮筋腫を予防したいのであればストレス耐性をつけることが重要です。
自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があり、過度なストレスを受けると交感神経ばかりが活性化するという特徴を持っています。
自律神経はからだのあらゆる神経を司っているため、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、子宮筋腫以外にもさまざまな体調不良を招きます。
そこで役に立つのが、高麗人参に含まれているジンセノサイドです。
ジンセノサイドには、交感神経と副交感神経のバランスを適正に保つ効果があるため、ストレスに対して強くなれます。
また、自律神経のバランスが崩れることによって起こる月経不順などを改善する作用もあるため、高麗人参は女性特有のトラブルを予防する際の味方といえます。

女性ホルモンの量を調整してくれる

子宮筋腫の原因は、ストレスだけではありません。女性ホルモンの分泌も大きな原因のひとつです。
理由は不明ですが、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が過剰になってしまうと、筋腫がどんどん大きく成長してしまうことが分かっています。

女性ホルモンの分泌バランスには自律神経が深く関係しており、自律神経が乱れるとそれに伴ってホルモンバランスが崩れてしまいます。
しかし、先述したようにジンセノサイドには自律神経のバランスを整える作用があるため、女性ホルモンの過剰分泌の防止が期待できます。

高麗人参が使用できない場合もある

上記で紹介したように、自律神経やホルモンバランスの安定に役立つ高麗人参ですが、子宮筋腫のような女性特有の病気にすでにかかっている場合、高麗人参が使用できない場合があります。
なぜなら、高麗人参に含まれている成分が、子宮筋腫や乳がんなどの治療薬の効能を邪魔する可能性があるからです。そのため、子宮筋腫の患者さんの場合は、お医者さんに必ず相談した上で高麗人参の摂取を検討しましょう。

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