高麗人参による副作用~眠気について~

高麗人参による眠気は副作用ではない

高麗人参を摂取しはじめてから良くも悪くも体調に変化が表れることがあり、その変化のひとつとして「眠気に襲われることが多くなる」というのがあります。
副作用として眠気を伴う医薬品は数多くあるため、高麗人参を摂取した時もそのような医薬品と同じ副作用だと思っている人もいますが、高麗人参による眠気は医薬品による眠気とはメカニズムが大きく異なります。

高麗人参による眠気の場合、東洋医学でいう好転反応にあたり、体質の改善途中に見られる一時的な症状であるため、いつまでも眠気に悩まされるということはありません。
医薬品で出る副作用の場合は一時的なものではなく、薬を服用する度に出てくるため、眠気が発生する仕組みが全く違うことが分かります。

高麗人参によって眠気が発生する理由

高麗人参によって眠気が発生する理由は、ジンセノサイドという成分が関与しています。
ジンセノサイドとは高麗人参に含まれている成分の一種で、血行促進や内臓機能向上の他に、自律神経にも作用する成分です。
ジンセノサイドと一口にいっても、その中には数多くの種類の成分が含まれており、交感神経に働く成分と、副交感神経に働く成分の二種類があります。
この二種類のうち、副交感神経に働く成分には、神経を活性化しからだ全体をリラックスさせて、眠気を誘いやすくする効果が含まれています。
つまり、高麗人参を摂取したせいで眠気を感じるのは、摂取前よりも副交感神経が働くようになったからだといえます。
しかし、高麗人参の場合、交感神経も活性化させる作用があるため、副交感神経ばかりが活性化するということはありません。

高麗人参による眠気への対処法

しかし、車の運転をする機会が多い人や、集中力を必要としている人など、一時的な症状だったとしても眠気が発生するのは困るという人は、高麗人参の摂取量を少なくすると眠気が抑えられます。
高麗人参による症状で悩んでいる人の多くは、高麗人参を過剰摂取しているという傾向があるため、一旦摂取量を抑えて様子を見ながら量を増やしていきましょう。

また、飲む時間帯を変えてみるというのもおすすめの方法です。朝起きた時や、日中に高麗人参を飲んでいる場合は、夜寝る前などに飲むなどの変更を行いましょう。
逆に、夜寝る前に飲んでいるにも関わらず日中に眠気が出る場合は、飲む時間帯を朝や昼に変えると改善できることがあります。
それでも、変わらず眠気に悩まされてしまう場合は、何らかの病気や体調不良が隠れている可能性もがあるため、高麗人参の飲用を一旦中断して、病院で診察してもらうことをおすすめします。

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