高麗人参はどんな味やにおいがするの?
高麗人参の味やにおいには癖がある
高麗人参は人参という言葉が入っているので味はおいしくにおも良いのでは?と想像しがちですが、高麗人参と野菜の人参は全くの別物のため、味やにおいも異なります。
高麗人参は漢方薬として飲む方法が一般的です。そのため、そのまま水で煎じて飲んだ場合、漢方薬独特のにおいや味がします。高麗人参は何年もの間、土の中でじっくり育てる植物のため土くさいと感じやすく、なかにはそれが苦手で高麗人参はとっつきづらいと思う人もいます。
病院などで処方される粉末の漢方薬の場合も、独特な味やかおりは残ったままで、例えるならば苦い風邪薬に近いです。粉末の漢方薬は、ぬるま湯と一緒に飲む方法が一般的なため、どうしても高麗人参の味やかおりをダイレクトに感じてしまいます。
お茶に入れて飲むと良い
高麗人参の味やにおいが苦手でどうしても飲めないという人は、お茶にまぜて飲むと独特な味やにおいが緩和されます。味やにおいに慣れないうちは、ウーロン茶に少しだけ入れて飲む方法がおすすめです。
ウーロン茶では味やにおいがまだ気になるという場合は、ゆず茶やレモンを絞った紅茶など、柑橘系の飲み物に混ぜて飲むとさらに緩和されるためおすすめです。
また、豆乳やミルクティー、カフェオレなど、乳製品を使った飲み物に入れて飲む方法も、味やにおいが大きく緩和されるため、紅茶やコーヒーが好きという方は試してみる価値があります。
料理に混ぜる方法もおすすめ
飲み物ではなく、食べ物に混ぜて高麗人参を摂取するという方法もあります。
高麗人参を使った代表的な料理としてサムゲタンがあります。サムゲタンとは韓国料理のひとつで、鶏肉と一緒に高麗人参やニンニク、ナツメなどの具材とともに煮込んだスープです。健康に良い食材をたくさん使っており、夏バテ防止効果なども持っていることが特徴として挙げられます。
サムゲタンを一から作るのは大変という場合は、スーパーで買ってきたキムチなどに高麗人参を混ぜる方法もおすすめです。味の濃い食べ物と一緒に摂取することによって、高麗人参の味やにおいが気にならなくなる傾向にあります。
サプリだと独特の味やにおいを感じない
飲み物や食べ物に混ぜることに抵抗を覚える場合は、高麗人参のサプリの摂取がおすすめです。癖のある高麗人参でもサプリになってしまえば無味無臭になりますし、水と一緒にすぐ摂取することができるので、手軽に飲むことができます。
また、外出中でも簡単に摂取することができるため、高麗人参を混ぜるための飲み物や食べ物を作る時間がないという人にもおすすめです。